16日(水)に発症した胃潰瘍と胃腸炎。
翌日の17日に病院へ駆け込んだ。
薬をもらい、何とか仕事ができる状態になった。
西洋医学の対処療法も必要。
今起こっている痛みや苦しみを、ピンポイントで取り除いてくれる。
でも、それだけでは治らない。
自分の持つ自己治癒力(自然治癒力)が怪我や病気を治す。
そんな万全ではない状況で、8時間にも及ぶセミナーに耐えられるか?
不安を抱えたまま、都心にあるセミナー会場へ。
先生は、50半ばの普通のオジサン(失礼しました)。
セミナーが始まると、未知なものもイメージできるようなわかりやすい語り口と、
ユーモアと時々見せる厳しさを織り交ぜながらテンポよく内容が進んでいく。
初めに学ぶ前の心構えと学び方。「気」の作用とその影響。
「気」の出し方を伝授され、実際に「気」を出し、集め、使ってみる。
様々な「気」の使用方法を、筋反射テストで実証しながら、
一つ一つ納得しながら、驚愕しながら、感動しながら、
目の前で「気」のエネルギーを実感する。
これはすごい!
あっという間にセミナーが終了。そして、たった1日、8時間で、
先生と同じプラスのエネルギーを持つ「気」を出し、集め、使えることができるようになった。
そして、朝に感じていた胃腸の不調や不安が無くなっていることに気がついて、また感動。
本物だ!
以前から「気功」には興味があり、本で勉強したり、ネットで調べ独学したり、
施術仲間の気功師に教えてもらったり。
自分では「気功」ができる。まではいかないが、全くの初心者ではないと思っていた。
しかし、本物と出会い、その奥の深さともの凄さに感動し、実感した。
その夜寝る前に、自分、家族、親しい人に向け「気」のエネルギーを送る。
新しい習慣の第一歩。
先生と同じプラスのエネルギーを持つ「気」を出し、集め、使えるようにはなったが、
圧倒的に扱える「気」の量が少ない。
使う方法も、知識も少ない。
スピードも、結果、成果、起こる現象も全く違う。
当たり前だ。先生と初心者だ。
セミナーの中で、気功の「功」の意味を説明してくれた事を思い出す。
目標を持ちつつも、結果に執着しすぎず、苦しむような努力をしないで、
毎日毎日、薄紙を1枚づつ重ねていくかの如く習練すること。
そして、気がついた時、はっきりとその力が自覚できる時が来る。
どんなものにも技がある。
封入作業にも、熟練した人とそうでない人のスピードと出来栄えが全く違うように。
そして、同じ領域のものの技が集まり、つながると術になる。それが技術。
技術を応用し、普遍的な哲学となったもの、それが「道(TAO)」となり人生に影響を与えるものとなる。
その「道」を歩んでいる人が行う仕事は「芸・アート」である。
「道」を歩んでいる人は、それまでの人生に彩りを与えられ、人生を変え、何があっても困らない。
武道(柔道、剣道、空手道、合気道・・・)、華道、茶道・・・。
日本には昔から「道」がつく奥が深い技の集大成がある。
「気功」の習練も「道」。
今日、その一歩を踏み出した。
ありがとうございます。