MRT基礎講座受講

昨年10月の終わりに受けたMRTの体験講座。

施術の仕事で、更なる飛躍を目指し、
MRT(Muscle Release Technique~筋肉をゆるめる技術)の基礎セミナーに参加。

以下、公式ホームページより
-------------------------------
MRTとは一つ一つの筋肉を開放しそれぞれの筋肉の柔軟性と弾力性を取り戻し、
3つの腔(口腔、胸腔、腹腔)を整える素材としての筋肉を
より質の高い物に変えていく施術方法です。

これにより筋肉のポンプ機能が高まり、
より豊かな循環機能を促すことに繋げていきます。
また、身体の痛みや苦痛を瞬時に改善することが可能です。
頭痛、肩こり、背中のこり、腰の痛み、そり腰、外反母趾など、
日常的な不調の改善に役立つだけでなく、
フローズンショルダー(四十肩、五十肩)、脳こうそく後のリハビリ、
筋拘縮、介護の現場など、
一度は改善をあきらめた人々にも改善の兆しを見出し希望と
ハッピーを届けることのできる画期的なテクニックです。
-------------------------------

できるようになれば凄いことになりそうだ。

前回の体験講座同じ先生で、鍼灸師でもある。
また、MRTの基となるさとう式リンパケアの
第一期インストラクターという、ベテラン中のベテラン。

まずは座学で、MRTの理論。
とてもわかりやすく、簡単明瞭。納得!

携帯で、自分の立ち姿を前後左右からパチリ。
自分の姿を見るのは恥ずかしい。
こんなに不恰好なのかっ!

重心が前にかかり、左肩が下がっている。
あきらかにバランスが悪い。

次に、施術ベッドで仰臥位。

いわゆる巻肩で、三角筋の後ろがベッドについていない。
肩の位置と肩のコリ等を確認。

セルフケアで肩をゆるませる。

あれれ?
肩がベッドに着き、コリも柔らかくなっている。
その間約20秒。

体験の時もそうだったが、魔法のようだ。

そして、施術方法の説明と実習。
まずは上半身をゆるめていく。

初めに可動域やコリ、ハリ具合を検査。
活法と同じで検査が重要だが、痛みの検査はしない。

術者が検査を行い、受者も自分で触って確認する。

施術は力を全く使わない。
圧は入れずにただ触れているだけ。

触れる→呼吸を誘導→ゆらす・筋ポンプ運動

これだけ。

上半身の左側のみの施術で、所要時間約3分。
術後は左側がベッドに吸い付く感じにゆるんでいて、
触った感じもゆるんでいる。
ウエストのサイズも左だけ小さくなっている!
可動域も広がっている。

両側の施術が終了後、今度は私が術者だ。

活法や武術と同じで、自分のゆるみを受者に伝える。
同調が大切だ。

触れ方や筋ポンプの方向が難しく、ぎこちなかったが結果はまずまず。
一度で完璧にはできるはずがない。
練習あるのみ。

続いて下半身の施術。
大腰筋をゆるめる技があり、こんなことで効果があるかと半信半疑。
結果は・・・ ゆるんだ。

おもしろい!

最後に再度自分の姿を写メでパチリ。
前傾姿勢が真直ぐに。下がっていた左肩が上がって両肩が揃った。
スゴイ!

しかも短時間でシンプル。術者の体力を使わず、受者にも負担はない。

活法の技と似ている部分が多いが、
やはり課題は「触れ方」と「筋ポンプの方向」だ。
手に繊細な感覚が必要。

何度も感覚を磨き、微細な変化を読み取れるように訓練だ。

先生と施術談議をしていると、
即、自分の施術にも入れることができそうだ。と気が付く。

お客様のご要望を叶えながら、バッチリと効果がある施術ができるよう
もっと精進します。

ありがとうございます。