自律神経整体セミナー参加

蒸し暑い日曜日。
下町情緒たっぷりの街並みを、
どこか懐かしいチンチン電車の都電荒川線で
ガタゴト揺られ、セミナー会場へ。

セミナー会場は、一軒家の自宅サロン。
参加者は、私を含めて4名。
さて、自律神経整体とはどのようなものか?

まずは自己紹介を終え、手技の理論を座学。
テキストは予め各自が入手しており、
其々が予習をしてきている。
みんなやる気満々だ。

そして、手技練習。
基本となる7手。

まずは先生が一人一人に施術。
一人につき10分弱。

見ている限り、とても優しく、殆んど力みはない。
ただ手を当てているだけのものもあり、気功なのか?
とも思える手技が多い。

これで自律神経が整うのか・・・?

自分が受ける番となり、
あ、手が温かい。
安心感がある。
圧が無い。
眠くなる=リラックスしている=身体がゆるむ。
気持ちがよい。
これもありだな・・・

など、感じながらあっという間に施術終了。

終わった後は、はっきりと身体と心がゆるんでいる。
このゆるみ感が自律神経、特に普段興奮しきっている交感神経を沈め、
バランスをとるということか。

納得した!
やっぱり、体験してみないとわからないことが多い。

次は、受講生がお互いに台になり練習を行う。

この整体術で開業を目指しており、本講座を受講されている方と組みになる。
合宿講座にも参加され、その後家族、知り合いの身体を借りて練習を重ねているという。
まず、私が台になる。

テキストを見ずに、いきなり施術開始。
流石だ・・・
と思いきや、先生と全然違う。
気持ち良くない!
圧が強く、あまり丁寧さを感じない。

先生との違いを意識しつつ、施術終了。
やっぱり、いくら先輩でも、先生と同じようにとはいかない。

気を取り直して私が術者。
当然テキストを見ながらとなる。

途中で、隣で練習をしている方が、先生に何やら質問をして
組を交代することに。
筋骨隆々の男性が相手だ。

私が途中から施術を行うと、成るほどガチガチだ。
一手づつ交代しながら、先生がその都度チェックし、
先生の施術と、受講者の施術の感じを比べながら
の練習だ。

一人でやれば10分程で終わる基本の手技が、
二人で1時間近くもかかってしまった。

とてもきめの細かい指導のおかげか、終わるころにはお互いに、
良い感じ!
と承認しあう。

ぐっと距離が近くなる。

立位での応用の手技を2~3手教えて頂いて講座修了。

楽しく、身体も気持ちもすっかりゆるんだ講座だった。

是非、この手技も施術の仕事で使ってゆきたい。
ただ、強圧で強い刺激になれたお客様に受け入れられるか?

チャレンジあるのみだ。

ありがとうございます。
もっと精進します。