私もカウンセラーの端くれだが、
臨床心理士が行うカウンセリングルームでの実地を見る経験は殆どない。
今日は、その貴重な経験をすることができた。
私が何回かカウンセリングを行っているクライアント。
私では手におえないと判断し、そのクライアントの合意をもらって
臨床心理士でカウンセリングを生業とするプロの門を叩いた。
まずは、来談者中心療法を用い、クライアントの話しを傾聴する。
その時の質問が絶妙だ。
クライアントが話しやすい内容から、
話しがひと段落すると、
徐々に深く、核心に近づくような質問へ。
途中、認知療法的だったり理論療法的な質問ややり取りがあり、
クライアントに気付きを与えるよう、反発が無いように話を掘り下げていく。
合間合間に、クライアントの話しをまとめ、
こういうことですか?と確認をし、
そこから更に質問へとつながる。
流石、カウンセリングのプロの技。
あっという間に1時間のカウンセリングが終了。
次回の予約を取って終了となった。
心理学をさらっとかじった程度の副業カウンセラーと、
大学で勉強し、臨床経験を積んだ本業カウンセラーとの差。
しっかりと自分に刻み込んだ。
ありがとうございます。
もっと精進します。