冬晴れの清々しい空気の中、東京の下町情緒たっぷりの荒川にあるセミナー会場へ。
今日の参加者は、お一人は手技練習会でご一緒させて頂いたBさん。
もうお一人は、9月に行われたセミナーでご一緒させて頂いた整体師のEさん。
そして、私の3名。
全員顔見知りのため、参加者一人一人近況報告。
3人3様。それぞれ課題や問題、事情を抱えている。
共通しているのは、この自律神経整体に、
何らかの解決の糸口があるのでは?
と感じている事。
この整体法は、即効性を求めていない。
時間をかけて、じっくりと身体を自らの力で整えていけるように導く。
骨格筋をゆるめ、自律神経のバランスを整え、
自然治癒力の活性化の手助けをするというもの。
しかし、どうしても、他の「一撃必殺」のような即効性のある技術が
目に留まり、魅かれてしまう。
この整体法では、「一撃必殺」のような技術を否定はしていないが、
あくまでも対処療法で、根本治癒に至る技術ではない。と考えている。
そう。
この整体法は、時間はかかるかもしれないが、根本的な治癒を目的としている整体だ。
この整体法の技術も、日本の武術が基となっている。
活法とは名乗っていないが、まぎれもない活法だ。
ただ、戦場で使われてきた活法とは、理合いと目的が全く異なる。
一般的に行われている活法は、究極的な即効性を要求されてできた技だ。
戦場で負傷した兵士を、戦う、もしくは逃げるように、動けるようにするのが目的だ。
現代の活法も同じで、動けるようにした結果、身体が整い、治っていくというもの。
この整体法は気功師による、氣の治療に近いと思うのは、きっと私だけではないだろう。
私は、一般的な整体をはじめ、活法、気功、そして自律神経整体と、
まだまだ中途半端ながら学びを広げ、深めつつある。
なんて贅沢なんだろうと思う。
ありがとうございます。
手技の動き自体はとてもシンプルで簡単だ。
だけど、掌の使い方、触れ方、呼吸など、とても奥が深い。
どんなことでも同じだが、練習、経験を積む必要がある。
ありがとうございます。
もっと精進します。
↓この体験会も興味深々です!