自律神経整体セミナー5

冬晴れの清々しい空気の中、東京の下町情緒たっぷりの荒川にあるセミナー会場へ。
今日の参加者は、お一人は手技練習会でご一緒させて頂いたBさん。
もうお一人は、9月に行われたセミナーでご一緒させて頂いた整体師のEさん。
そして、私の3名。

全員顔見知りのため、参加者一人一人近況報告。
3人3様。それぞれ課題や問題、事情を抱えている。
共通しているのは、この自律神経整体に、
何らかの解決の糸口があるのでは?
と感じている事。

この整体法は、即効性を求めていない。
時間をかけて、じっくりと身体を自らの力で整えていけるように導く。
骨格筋をゆるめ、自律神経のバランスを整え、
自然治癒力の活性化の手助けをするというもの。

しかし、どうしても、他の「一撃必殺」のような即効性のある技術が
目に留まり、魅かれてしまう。

この整体法では、「一撃必殺」のような技術を否定はしていないが、
あくまでも対処療法で、根本治癒に至る技術ではない。と考えている。
そう。
この整体法は、時間はかかるかもしれないが、根本的な治癒を目的としている整体だ。

この整体法の技術も、日本の武術が基となっている。
活法とは名乗っていないが、まぎれもない活法だ。
ただ、戦場で使われてきた活法とは、理合いと目的が全く異なる。

一般的に行われている活法は、究極的な即効性を要求されてできた技だ。
戦場で負傷した兵士を、戦う、もしくは逃げるように、動けるようにするのが目的だ。
現代の活法も同じで、動けるようにした結果、身体が整い、治っていくというもの。

この整体法は気功師による、氣の治療に近いと思うのは、きっと私だけではないだろう。

私は、一般的な整体をはじめ、活法、気功、そして自律神経整体と、
まだまだ中途半端ながら学びを広げ、深めつつある。
なんて贅沢なんだろうと思う。
ありがとうございます。

手技の動き自体はとてもシンプルで簡単だ。
だけど、掌の使い方、触れ方、呼吸など、とても奥が深い。

どんなことでも同じだが、練習、経験を積む必要がある。

ありがとうございます。
もっと精進します。


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